レンタルスペース投資成功の秘訣!賃貸契約後のマーケティング戦略

レンタルスペースの物件の賃貸契約を結んだ後すべきことはマーケティングです

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あなたがレンタルスペース投資を始めるにあたり、物件を見つけた後にやるべきことはマーケティング活動です。同じエリアの競合がどのような料金設定をしているのか、設備や備品などの利用用途を細かく分析する必要があります。

 

 

手始めに料金設定です。高すぎても安すぎてもいけませんが、最初は場所により宣伝のために安く設定することも必要かもしれません。

 

同じエリアで、全ての物件をピックアップし、1時間あたりの料金をエクセルなどで集計してみると良いでしょう。エリアはだいたい最寄り駅とその前後の駅までを対象とします。ここで考慮しなければならないのは広さです。賃貸料金が広さに比例して高くなるように、レンタルスペースも場所と広さに応じて高くなります。同じエリアで同じ広さのレンタルスペースと比較してみるのが良いでしょう。このような作業を行うことで平均相場と、競合と戦える最低価格を把握できるはずです。

 

例えば、同じエリアで競合が1時間1100円で貸しているところが多ければ、100円下げて1000円に設定すれば価格的に魅力的です。仲介ポータルサイトは利用者が金額で検索できるようになっているので、安いことは最大の武器になることは間違いありません。

 

料金の次に調査すべきこと

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スペースを選ぶ際に重要なのは、主に場所、広さ(利用人数)、そして料金です。しかし、それ以外の要因で選ぶケースもあります。同じエクセルシートに、利用用途の目的なども記載していきましょう。パーティ用なのかビジネス利用、あるいは撮影所利用なのかで、ユーザーによって比較される要素が異なります。そのような情報をもとに競合を出し抜く戦略的マーケティングを考えることができます。

 

例えば、同じエリア内でパーティや女子会などのプライベート目的で利用される場合、競合の設備や備品料金と比較して、どのような備品を用意すれば市場で勝てるかを考えます。もし競合がパーティ目的でありながら、キッチンなどの備品が少ない場合、料理ができることを強みとして売り出すことができます。マンションなどでIHクッキングヒーターなどの設備があれば、ガスを使わずに料理ができるため、それをアピールポイントとして利用することができます。

 

ユーザーは常に他のスペースと比較して、自分のニーズに合ったスペースを探しています。そのため、他のスペースと比較して何か特徴や売りになるポイントがなければ競争が難しいため、料金以外にも特徴や強力なセールスポイントを作り出すことが必要です。

 

 

レンタルスペースで成功するためには仮説を立て、実行することの繰り返しが大切

もちろん、上記で述べたマーケティング活動はあくまでレンタルスペースを開業する前のことです。実際に仮説を立て、実行しても、その仮説が外れる可能性があります。むしろ、外れることが多いかもしれません。しかし、マーケティング活動で重要なのは継続と反復、そして改善です。これはどのビジネスでも同じです。

 

レンタルスペースが手をかけずに不労収入を得られると勘違いしている人もいるかもしれませんが、実際にはそうではありません。例えば、利用者のニーズはコロナの流行前と流行後で大きく変化しています。そのため、時代の流れに敏感であること、そして仮説と実行を繰り返し、成功するパターンを見つけ出すことが必要です。

 

最高のマーケティングは実際に人気スペースを借りて利用すること!利用者の立場に立ってみる

これも非常に大切なポイントです。まず自分自身がお客さんとなり、インスタベース、スペイシー、スペースマーケットなどのプラットフォームを利用してみてください。人気のあるスペースを利用するのがおすすめです。人気のスペースの見分け方としては、口コミの数や利用カレンダーの埋まり具合をチェックする方法があります。また、検索順位も重要で、高い順位に位置するスペースは予約数も多い傾向にあります。

 

お勧めするのは、人気のあるスペースを各3件ずつ最低利用時間で予約し、見学することです。人気のあるスペースにはその人気になる理由がありますから、その理由を把握し、自分の仮説を立てる材料とすることが重要です。

 

実際にレンタルスペースを予約すると、入室方法や連絡先などの情報がメールや電話で届きます。これらの情報の記載方法も、将来の運営の際の参考になります。

 

スペースを利用する際には、備品の種類やメーカー名、ゲームの有無、椅子の数、インテリアの色使いなどをチェックしてください。

 

また、運営者にわざと電話をかけて、対応の仕方を確認するのも良い方法です。例えば、予約の変更方法やその際の対応方法などを尋ねることで、利用者の立場からの運営者の対応を知ることができます。これも将来の運営の際に役立つ情報となります。

 

 

 


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